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観る・楽しむ
インクルーシブなフィリピン文学の実現に向けて:
フィリピン手話(FSL)文学の認知
東京国際ろう芸術祭 フリンジでは、応募された数多くの団体の中から厳選された団体のパフォーマンスやワークショップなどを披露します。 観客による投票が行われ、芸術祭終了後に賞が授与されます。
フリンジ | ギャラリー
ベニルド・デフ・チーム
制作国:フィリピン

展示
使用言語 :フィリピン手話・タガログ語
情報保障 :日本語・英語

解説
使用言語:国際手話
情報保障:日本手話・音声日本語
展示時間
2025年11月6日(木)10:00 ~ 20:00
2025年11月7日(金)10:00 ~ 20:00
2025年11月8日(土)10:00 ~ 20:00
2025年11月9日(日)10:00 ~ 20:00
解説
2025年11月7日(金)14:30 ~ 15:15
2025年11月8日(土)16:45 ~ 17:30
※時間になりましたらGallery アソビバにて開始します。
開催会場
座・高円寺 | Gallery アソビバ
入場料
無料
展示内容
2018年、フィリピン手話(FSL)法が制定され、FSLがろう者の言語として公式に認められた。しかし、フィリピンの教育や文学の現場では、文字と聴者のみに焦点を当てており、依然としてFSL文学やろう者の表現が十分に広がっているとは言えない。本発表では、フィリピンのろうコミュニティの活動家たちが、ろう文学およびFSL文学の認知に向けてどのように取り組んでいるかを紹介する。 主な取り組みとして、フィリピン語委員会主催の手話詩コンテストや国家文化芸術委員会によるFSL翻訳助成、ベニルド校のアート展やFSL文学コンペティションなどを通して、ろう者ならではの表現が文学の世界を広めている。 今回、こうした取り組みを紹介しながら、文学教育や創作活動における包摂の具体策についても論じる。FSL文学を主流のフィリピン文学に統合する重要性を主張し、より公平で多様性に富んだフィリピン文学の実現を伝える。

1.『ドゥラック』
2.『口話主義:ルークの作品に基づいて』
3.『ディライト・ライスへ捧ぐ』
4.『コモンウェルスでの反乱』
5.『ハンドサイン』

※映像作品の一部が変更する場合がございます。予めご了承ください。
入場料 無料
 
ベニルド・デフ・チーム
ベニルド・デフ・チームによる-、「CURIOUS: Spotlight on Filipino Sign Language (FSL) Literature - (キュリアス:フィリピン手話(FSL)文学にスポットライトを当てる)」プロジェクト。フィリピンのろう者たちが自身の経験を原点に、さまざまな手話ストーリーテリング技法を駆使して紡いできたFSLストーリーを創作・発表活動を行ってきている。これまでに、2024年「ベニルド・オープン・アート&デザイン展(The Benilde Open Art and Design Exhibit)」などで作品を発表。FSL文学の発信と認知拡大に取り組んでいる。

筆頭発表者・著者: マイケル・T・ヴェア
共同発表者:
パトリック・シルバー・S・パダオ
シャキール・Y・デ・グスマン
ローレン・ジョイ・B・スミリ
ナサニエル・マカリオラ
フランシス・エセルバート・パガドゥアン
ベネット・ジョン・カバニラ