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観る・楽しむ
フィール・トゥゲザー 百合
東京国際ろう芸術祭 フリンジでは、応募された数多くの団体の中から厳選された団体のパフォーマンスやワークショップなどを披露します。 観客による投票が行われ、芸術祭終了後に賞が授与されます。
フリンジ | パフォーマンス
大可創藝(ダック・アート・スタジオ)
芸術監督:傅宏成 (ホンチェン・フー)
創作・出演:林靖嵐 (チンラン・リン)、王珩 (ヘン・ワン)
プロデューサー・国際広報:潘思廷 (スーティン・パン)
手話通訳:呉哲文 (ジャーウェン・ウー)
国際企画統括:葉佩韋 (ペイウェイ・イエ)
マーケティング・広報:陸曉蓉 (シャオロン・ルー)
テクニカルディレクター・照明デザイナー:沈哲弘 (ジェーホン・シェン)
制作助手・通訳:呉光倩 (クアンチェン・ウー)

50分
制作国:台湾
上演言語 :中国語、国際手話(一部、日本手話の要素を含む)
情報保障:日本語 (文字)
開催日時
2025年11月7日(金) 12:25
2025年11月8日(土) 12:25
開催会場
座・高円寺 | 阿波おどりホール
チケット料
無料 (当日受付)
ろう文化は独立した文化であり、聴者の文化もまた独立しています。 手話はろう文化での特有の言語体系であり、ADHDの人々もまた独自のコミュニケーションの形を築いているようです。 では、身体と心の自由とは本当のところ何を意味するのでしょうか?

ろう者がADHDの聴者とコミュニケーションを試みるとき、残された唯一の媒介は身体そのものではないでしょうか。 モーリス・メルロー=ポンティはこう述べています。 「記憶は単なる意識による過去の再構築ではない。記憶は本質的に、まさにこの瞬間に隠された時間的次元をひらくのである。 身体が『存在』を構成する永続的な媒介と見なされるなら、身体は空間と時間をつなぐ媒介となる」

本作はまさにその対話であり、二つの言語と文化を越えて交わされます。 コミュニケーションを通じて、個々の存在のありうる輪郭を照らし出そうとしています。
 
大可創藝(ダック・アート・スタジオ)
大可創藝の名前は、中国語の漢字「奇」(qí)という文字から由来している。この文字は、芸術的な概念が社会に与える影響や貢献、そして芸術価値の根底にある独立性を象徴している。 私たちは、パフォーマンスアートにおける人材育成と観客開発の両面に注力し、持続可能な舞台芸術運営に取り組んでいる。 人材育成と文化的公平性の実現を目指すとともに、乳幼児や聴覚障害者向けの舞台作品を発表し、芸術を社会に深く根付かせていくことを目指している。 パフォーミングアーツの持続可能な発展を目標に掲げ、芸術の力を通じて社会課題に働きかけ、社会に良い影響を与えていきたいと考えている。