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アイドル・ハンズ -忘れ去られた手-
祈り
声なき者たち
東京国際ろう芸術祭 映画コンペティション部門では、応募された数多くの映画の中から厳選された14本の作品を上映します。 14作品のうち12作品の監督がろう者・難聴者、1作品が盲ろう者、そして1作品がコーダです。 観客による投票が行われ、芸術祭終了後に賞が授与されます。
映画 | コンペティション部門
61分
司会者/登壇者 使用言語 :日本手話・アメリカ手話・国際手話
通訳・文字起こし:国際手話・日本手話・日本語(音声/文字)・英語(文字)
上映日時
2025年11月8日(土) 14:15 上映後舞台挨拶
上映会場
座・高円寺 | 高円寺2
チケット料
大人 1,000円 子ども500円
 
『アイドル・ハンズ-忘れ去られた手-』
監督:ダグラス・リドロフ
出演:ワイアット・リドロフ / ベス・シュライバー / ジョーイ・カヴァリー
2023年 | アメリカ | ドラマ | 21分 | ジャパンプレミア
上映言語 :アメリカ手話・英語
字幕:日本語・英語
気乗りしないまま母の家を訪れたろうの父親は、自分の息子に繰り返してきた負の連鎖に直面する。過去の痛みと沈黙の中で、彼は自らと家族の未来に向けた一歩を探し始める。 同作はデフ・ケニア映画祭、ロッキー・マウンテンろう映画祭など世界各地にて上映他、クランドゥイユ 最優秀監督賞受賞。
『祈り』
監督:今井ミカ
出演:レオ / 田邉 優 / 兵藤 公美
2025年 | 日本 | ドラマ | 17分 | サイレント | ワールドプレミア
上映言語 :日本手話・日本語
字幕:日本語・英語
俳優であるろう者の真央は、東京で演技レッスン中のセンサリーを通して、幼い頃の記憶を呼び起こす。それは、聴者の母とともに毎月お地蔵さんに合掌する光景だった。久しぶりに地方の実家へ帰省し、母との会話を重ねる中で、真央は過去と現在の記憶を行き来しながら、自分自身と向き合っていく。
『声なき者たち』
監督:ジュリアン・ブールジュ
出演:クロード・ゴーベール / フィリップ・マチュー / オーロール・モルセット / ミカエル・ラベル / ゾラ・レジンボー / ロベルト・ビエドマ・ルフィニ
2023年 | フランス | ドキュメンタリー | 23分 | サイレント | ジャパンプレミア
上映言語 :フランス手話・フランス語
字幕:日本語・英語
2021年4月5日、メディアパートはパリ北部のろう学校「ギュスターヴ・バゲール研究所」でのろう児への虐待を報じた。実際には、そのろう学校にとどまらず、複数のろう学校や医療・福祉施設で長年にわたり虐待が続いていたことが明らかになる。この問題を受けて、6人のろう者が沈黙を破り、自らの体験を語る決意をする。
留意事項:
『声なき者たち』は虐待をテーマとして扱っており、観客にとって精神的に負担を感じる可能性があります。鑑賞には十分ご注意ください。
舞台挨拶について
上映後に以下の本作監督たちによる舞台挨拶を予定しています。
※作品によって出演者などもご登壇する予定です。
ジュリアン・ブールジュ
フランス出身のろう者であり、短編ドラマやドキュメンタリーの脚本・映画監督として活躍。 2016年には、ろう者をテーマにした長編映画『La Verite』を監督。さらに2023年には、1970年代のフランスで大きな足跡を残したアメリカのろう者アーティストを描いた長編ドキュメンタリー『アルフレッド・コラード』を手がけた。短編『ミスターミシェル』では第3回東京国際ろう映画祭で観客賞を受賞するなど、彼の作品群は複数の賞を受賞し、世界各地で上映され高く評価されている。
 
※上映プログラムの情報が変更する場合がございます。予めご了承ください。
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